コメント行と空業務を除外してファイルの内容を表示するには以下のように実行します。
grep -v -e '^\s*#' -e '^\s*$' [FILE]
毎回、これを指定するのが面倒なので、自分用に「コメント・空行を除外してファイルの内容を表示してくれるツール」を作りました。 安直ですが、名前は uncmnt にしました。 /etc
配下の設定ファイル内容を確認する際など、コメント・空行が多くて閲覧し辛い… という場合に利用することを想定しています。
インストール
GitHub の Release ページ から自分の OS に合ったバイナリをダウンロードし、適切なディレクトリに配置し、権限を調整します。 64bit 版 Linux 環境であれば以下のように実行します。
curl -L https://github.com/sig9org/uncmnt/releases/download/v0.0.1/uncmnt_v0.0.1_linux_amd64 -o /usr/local/bin/uncmnt chmod 755 /usr/local/bin/uncmnt
使い方
下記のようなサンプルファイルがあるとします。
A #B C #D E
uncmnt
の引数にファイル名を指定して実行すると「コメント行」「空行」を除外して、内容を表示してくれます。
# uncmnt test.txt
A
C
E
以下のように複数ファイルを同時に指定することも可能です。
uncmnt [FILE1] [FILE2] [FILE3]
存在しないファイルを指定した場合は特にエラーも何も表示しません。