らくがきちょう

なんとなく ~所属組織/団体とは無関係であり、個人の見解です~

Cisco ACI の Capacity Dashboard でリソースの消費量を確認する

Cisco ACI では Capacity Dashboard 画面から様々なリソースの消費量を確認することが出来ます。 「消費量が分かる」ということは、逆の表現をすると「あと、どのくらい設定できるのか?が分かる」ので、キャパシティ計画を立てることが出来ます。 Capacity Dashboard は項目と数字が並んでいるだけなので、あまり説明するポイントがありませんが、実際の表示例等をメモしておきます。

Capacity Dashboard から確認出来る値

Capacity Dashboard からは下記の値を確認することが出来ます。 各々の値の「現在の値 (消費量や設定数)」と「最大値」が表示されます。

  • Fabric Capacity
    1. IP Endpoints
    2. Proxy Database Entries
    3. Bridge Domain
    4. Tenant
    5. L3 Contexts
    6. Endpoint Groups
    7. L4/L7 Devices
    8. L4/L7 Graphs
    9. Hypervisors with ACI Endpoints
    10. . Virtual Machines with ACI Endpoints
    11. . Virtualization Ratio
  • Leaf Capacity
    1. VRF
    2. BD
    3. EPG
    4. MAC (learned)
    5. IPv4 (learned)
    6. IPv6 (learned)
    7. Multicast
    8. Policy CAM
    9. VLAN
    10. . LPM
    11. . /32 Routes
    12. . /128 Routes

最大値について

一部リソースの最大値は「機種」と「設定されている Fabric Scale Profile Policy」によって上下します。 つまり、実現したい要件に応じた「機種選定」と「Fabric Scale Profile Policy の設定」が揃ってはじめて、最大限のリソースを利用出来ます。

Capacity Dashboard の表示例

Capacity DashboardOperationsCapacity Dashboard から表示することが出来ます。 以下 2 種類のキャパシティ状況を確認することが出来ます。 下記の表示例は EX シャーシで Forwarding Scale Profile Policy が (デフォルト値である) Dual Stack に設定されている前提での表示例です。

Fabric Capacity

Fabric Capacity の表示例は以下の通りです。 下記の表示例では「現在の値」をぼかしていますが、実際には「現在の値 / 最大値」というフォーマットで表示されます。

f:id:sig9:20191012191532p:plain

Leaf Capacity

Leaf Capacity の表示例は以下の通りです。 下記の表示例では「現在の値」をぼかしていますが、Fabric Capacity 同様、実際には「現在の値 / 最大値」というフォーマットで表示されます。

f:id:sig9:20191012191541p:plain

Capacity Dashboard のようなアプリケーションを作りたい場合は

API Inspector で ACI 4.2(2e) の Capacity Dashboard で呼びされている REST API を確認すると、以下の 4 つだけのようです。 古いバージョンの ACI では様々な REST API を呼び出していたような気がする (正確には覚えていない…) のですが、少なくても現在は下記の 4 つを呼び出すだけで必要な情報を収集出来るようです。

  1. https://{{apic}}/api/node/class/topoctrlFwdScaleProf.json
  2. https://{{apic}}/api/node/class/ctxClassCnt.json?rsp-subtree-class=l2BD,fvEpP,l3Dom
  3. https://{{apic}}/api/node/class/configprofileEntity.json
  4. https://{{apic}}/api/class/eqptcapacityEntity.json?query-target=self&rsp-subtree-include=stats&rsp-subtree-class=eqptcapacityMcastUsage5min,eqptcapacityL3UsageCap5min,eqptcapacityL3RemoteUsageCap5min,eqptcapacityL3TotalUsageCap5min,eqptcapacityL3Usage5min,eqptcapacityL3RemoteUsage5min,eqptcapacityL3TotalUsage5min,eqptcapacityL2Usage5min,eqptcapacityL2RemoteUsage5min,eqptcapacityL2TotalUsage5min,eqptcapacityL3v4Usage325min,eqptcapacityL3v4Usage32Cap5min,eqptcapacityL3v6Usage1285min,eqptcapacityL3v6Usage128Cap5min,eqptcapacityVlanUsage5min,eqptcapacityPolUsage5min,eqptcapacityPGLabelUsage5min,eqptcapacityPrefixEntries5min

TCAM 容量を監視したい場合

TCAM の容量はシスコ アプリケーション セントリック インフラストラクチャの運用に記載のある「TCAM ポリシー モニタの作成」と「TCAM プレフィックスの使用量」の監視設定でモニタすることが出来るそうです。

参考